第1話
舞踊科を卒業したサランが、教授の紹介で踊りに来た家で、ダモと初対面。ダモは、車で送ってくれると言うがサランは断る。後日、サランは韓国で唯一の遊郭・芙蓉閣の常務の女性から踊りの指導を依頼される。
第2話
父親に借金を断られたガンサン夫妻が、今度は母親を呼び出し、自らが生んだ娘・ララを義兄夫婦に渡した秘密をネタに、建物の購入費を借りようとする。一方、ダモは合コンのためにスキー場へ向かっていた。
第3話
サランの継母・ファジャが、娘たちに隠れて芙蓉閣の調理場で働き始めた。そこで、室長の意地悪によりチップを貰えなかったことに怒りを覚える。またサランたちは、名刺を貰った芙蓉閣の常務と連絡を取り…。
第4話
サランは友達3人と芙蓉閣を訪れた際、妓生になるよう誘われる。しかし、舞踊団に入りたいという理由で断ってしまう。またダモの父親のスラはクム病院を訪れ、院長・オサンの娘・ララとダモの見合いを申し込む。
第5話
芙蓉閣を訪れたクム・オサンの妻であるチャン・ジュヒは、オ・ファランに対し3年以内に廃業するよう要求する。一方、ダモの家を訪れたサランはダモから食事に誘われ、帰りにホテルに連れ込まれそうになる。
第6話
ララとダモの見合いでは、ララは好印象を持ち、ダモは反対に乗り気ではなかった。一方、芙蓉閣のファランは、廃業を撤回させるために奔走。ジュヒの夫であるオサンに連絡を取り、相談に乗ってくれるよう頼んだ。
第7話
ダモはララを呼び出し、自分を振ったことにしてほしいと頼むも、ララは無言で立ち去ってしまう。さらにダモは、母や自分よりも犬のアンドレばかりを可愛がる父親に反発する。父親のスラは、ダモに怒り…。
第8話
サランは、ダモに「触れ合いなしの純粋な愛を育もう」と告白される。一方、オサンはファランに頼まれ、妻のジュヒと芙蓉閣を訪れた。そこで、さりげなく芙蓉閣売却の話を引き出させるようと仕向ける。
第9話
スンドクを呼び出したオサンは、かつて家の門の前に置き去りにされていた赤ん坊が、オサンの実子だということを聞かされる。そうとは知らなかったオサンは、家政婦に赤ん坊を渡してしまったことにがく然とする。
第10話
ダモと別荘に来たサランが、手作りのチゲを振る舞うと、ダモはその料理の腕前に感動する。一方、オサンはスンドクから聞いた実子の話を両親だけに告げ、妻のジュヒには内密にしようと対策を立てるのだった。
第11話
父親と遊んだこともないとダモから聞かされたサランは、キャッチボールの練習を始めて、徐々に腕を上げていく。またオサンの実子を捜すため、新聞広告を出す口実を考えていたオサンの父母は認知症患者を装うことに。
第12話
姑のエジャがダモと香港旅行へ。そこでラリは夫・スラと2人きりの時間を期待していた。一方、サランの妹・コンジュに付きまとい、交際や結婚を宣言する男に対し、コンジュが機転を利かせて既婚者を装うと…。
第13話
ララから、ダモがゲイかもしれないと聞かされたスラ。妻のラリに打ち明け、2人共ショックを受ける。そしてダモが香港旅行から帰ってきたら、直接本人に問いただすことに。サランは帰国したダモの家に招かれ…。
第14話
人捜しの新聞広告を出しても情報が舞い込まない中、オサンの父・シジョは妻のホンアに似ているサランに目をつける。そこで食事に誘うのだが、その場にホンアの好きな歌手がいたため、ちょっとした騒ぎになる。
第15話
ダモが日本に行ったことを知ったサランは、自分に一言も言わずに出掛けたことに寂しさを覚える。一方、友達と食事に行ったサランが席を外した際、別の友達からララに間違いメールが送られてきて…。
第16話
サランとダモの関係を知ったララは、酔った勢いでサランの家に押し掛けてきた。また日本から帰国したダモはサランと食事をするが、彼は思いつめた表情で別れを宣告。その頃、エジャは静かに息を引き取っていた。
第17話
サランがダモと別れたことを知った継母のファジャは、サランに芙蓉閣に入ることを勧める。舞踊団では稼げないと言って、妓生になるよう迫った。一方、サランが孫でないと感じたシジョは深く落胆する。
第18話
妓生を勧められたことにサランは反発。そんなサランに対し、ファジャは冷たい態度を取り、いじめ始める。それでもサランは反発し続けると、夫のチョルスに「サランに出生の秘密を告げてはどうか」と提案する。
第19話
ララは、両親が離婚することを告げられる。泣きながらも、自らは父親と祖母の面倒を見ていくことを決断。またサランは経済的な理由でレストランでのアルバイトを開始。そこにダモが頻繁にやって来るようになる。
第20話
サランのバイト先を訪れたコンジュがトラブルに遭う。トラブルの相手は、偶然店に来ていたダモの交際相手だった。コンジュと一緒にいたララも絡んで、レストランの中には微妙な空気感が流れる。
第21話
サランはついに芙蓉閣に入ることを決意する。そしてダモに髪留めを買ってほしいと頼んだ。それは男の卑劣さを忘れないためだった。しかしダモは、自分を思っていると勘違いする。そんな中、サランは芙蓉閣に入り…。
第22話
サランが妓生になったと聞かされたダモは、急いで芙蓉閣を訪れたが、そこで取り乱し、騒動を起こしてしまったため追い出される。それでもダモは諦めきれず、再びサランと話してダメなら身を引くと約束した。
第23話
サランを諦めきれないダモは、友人名義で予約をし、芙蓉閣を訪れる。そこでサランは、ダモと別れたことで芙蓉閣に入ったのではなく、家庭的な事情で入ったと告白。そしてほかの人と幸せになることを勧めた。
第24話
ダモはサランを連れ戻すため、ファランに頼み込んで芙蓉閣で働くことにした。妓生よりも普通の結婚生活が幸せだと分かっているファランは承諾し、ダモは周囲の協力を受けながら、サランを連れ出そうとする。
第25話
生き別れた娘の居場所を探していたオサンとスンドク。そして、霊感の鋭い道士に会い「2人が再婚しなければ娘には会えない」と告げられる。そこで2人は再婚を決意し、そのことをファランに伝えるのだった。
第26話
サランの誕生日に、ダモは内緒で手料理を作り、サランに振る舞う。そんなダモに対しサランは、芙蓉閣に入った理由となる出生の秘密を明らかにする。そして、改めて自分たちは不釣り合いだと話した。
第27話
映画制作会社のマ代表が芙蓉閣にやってきた。たちの悪い常連客で、サランも暴言を吐かれてしまう。それに対し、サランは水をかけて応戦。一方、ソン・ジャを実子だと信じきっているガンサンは…。
第28話
友人たちと芙蓉閣を訪れたラリ。そこで、ダモが働く姿を見て卒倒し、担ぎ出される。さらに、ダモの相手が妓生ではないかと疑い、再び芙蓉閣を訪ねると、偶然、相手がサランであることを知ってしまう。
第29話
マ代表は1人で芙蓉閣を訪れ、サランを指名。そこで前回のことを謝罪しつつ、交際を迫る。そこでサランは、妓生の規則を理由に断るのだが、代わりに「髪上げ」という妓生との事実婚を逆に提案するのだった。
第30話
ソン・ジャが実子だと確定し、ガンサンは妻のヒョリに、その事実だけでなく、不倫していたことを告白する。怒ったヒョリは、ガンサンを追い出す。一方、ソン・ジャは、帰りの遅いコンジュを迎えに行くことに。
第31話
マ代表との「髪上げ」について友達のララに話すサラン。その話がダモにも伝わると、ダモは逆上して大暴れ。しかしダモ自身が身を引くことだけが唯一の解決法だと言われ、外国旅行に出る決意をする。
第32話
マ代表は「髪上げ」を前にサランの家族と会うことになった。両親は贈り物を貰ったこともあり、マ代表に対して好印象を受ける。一方コンジュは、ララとマ代表を訪ね、「髪上げ」の撤回を求めるのだが…。
第33話
ジュヒはオサンと離婚し、大学時代の初恋相手と交際を始める。しかし相手は、かつてのイメージと違い、下品な言動を繰り返していて、ジュヒは別れを決意。一方、サランはとうとう「髪上げ」の日を迎える。
第34話
オサンの家を訪れたジュヒは、スンドクの存在を知る。しかも復縁を頼むつもりだったが、オサンが別人と再婚するつもりであることを聞かされる。一方、サランとダモは芙蓉閣を辞めることになるのだが…。
第35話
結婚に向けて動き出すサランとダモ。しかしダモの父親・スラに猛反対を受けてしまう。その後、スラはサランを呼び出していろいろ聞くと、予想に反して一緒になることを承諾。しかし、スラはある策謀を企て…。
第36話
サランは、スラに結婚式に出席してほしいと1人で説得していた。これ以上ダモを傷つけないためと、スラが将来的に後悔しないためだ。しかしスラは、それを拒否して、勝手に結婚すればよいと、繰り返すのみだった。
第37話
ジュヒは初恋の相手に幻滅し、さらにオサンとの復縁も絶望的になってしまう。そこで、芙蓉閣のファランと会い店に置いてほしいと懇願。一方、深夜映画を見に行ったダモとサランは、そこでトラブルが起こり…。
第38話
スラはダモの財産を止めるだけでなく、ダモの友達を集めて就職の手伝いをしないよう説得。ダモを追い込むことで、結婚を諦めさせようという工作だった。一方、ララの婚約者・ジナムは、母親の指図で別の見合いする。
第39話
ジュヒは芙蓉閣に住み込むことになったが、いろいろなことが目につき、ついつい口を挟んでしまう。そんなジュヒに対し、不満を抱くドファはファランに忠告するほどだった。一方、ダモとサランは結婚を決意する。
第40話
ララは母・ジュヒを訪ねて、芙蓉閣を継ぎたいと申し出る。そのために妓生として修行を積みファランのようになりたいと告げるのだった。またサランは結婚式に出席するよう、ダモの父・スラに再度頼みに行く。
第41話
ララが芙蓉閣で妓生の修行していると知り、ヒョリはジュヒを訪ねて激怒する。それに対してララは、家族に自分が愛されない運命だと語り、妓生としての道を選択したと説明。一方、ダモは父・スラを怒らせようと…。
第42話
芙蓉閣でララに引かれたカイルは、ララが仲間外れになり落ち込んでいることもあり、報酬と引き換えにマネジャー役を買って出る。これは、ララを追い出さそうとしていた妓生たちにとって、予想外のことだった。
第43話
ソン・ジャは幼なじみのコンジュに求婚する。意外にもコンジュは応じるが、その条件として今までの関係を続けながら、うわべだけ夫婦を演じることを提案。しかし両親の許可を受けに行くと、激しく反対されてしまう。
第44話
サランが赤ん坊の頃、捨てられていた家がララの家だと知ったダモ。そこで詳しい話を探るため、無名女優を送り込みサランの母親役を演じさせる。しかしヨンアとスンドクが留守だったため、何も収穫が得られなかった。
第45話
妓生であった過去を持ち出してサランを責めるスラ。それに対し、サランは再び別居する決意をする。しかしそれはサランの作戦だった。スラはサランに頼って生活していたため、生活が成り立たなくなっていき…。
第46話
ジュヒは芙蓉閣の経営に口を出すだけでなく、伝統服を着て座敷にも上がるため、妓生やファランは不満を募らせていた。そんなある日、特定の部屋について自らが予約を取ると言い出し、関与を拒むようになる。
第47話
スンドクは、夢を見てサランの妊娠を確信し、それをサランに告げる。そこでサランは妊娠検査薬で確認したところ、本当に妊娠していた。一方、スラはサランの勧めにより、家出した妻・ラリを説得しするべく出掛ける。
第48話
オーナーであるジュヒの干渉により、ファランとドファが芙蓉閣を去る。そして多くの妓生も辞めていき、調理場の室長まで辞める事態に陥った。また結婚を誓っていたララとカイルが、2人きりの時間を過ごしていて…。
第49話
中年女性や勇ましい男性のように性格がコロコロ変わり、他人の過去や未来が見えると言い出すスラ。明らかに異変をきたしている様子だ。一方、ララたちを迎え入れたヒョリだが、カイルと性格が合わず苦悩する。
第50話
スンドクから娘がいることを告げられたファランは、その話がサランの状況に似ているとことに気付く。そして万一の可能性に期待するファランは、スンドクとサランの血液を採取して、DNA検査するよう依頼する。